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資産運用の基本3|香港保険・オフショア投資情報

2023.02.27

その他金融情報

資産運用の基本3

資産運用の基本1では“資産の把握”について、資産運用の基本2では“リスクとリターン”についてお話しました。今回の記事では、リスクを減らして資産を増やす投資の基本『4つの分散投資』をご紹介します。

資産運用の世界では『卵は一つのカゴに盛るな』ということわざがあります。
卵を一つのカゴに盛った場合、そのカゴを落としたら全ての卵が割れてしまう可能性があります。しかし、複数のカゴに分けて卵を盛れば、そのうち1つのカゴを落として卵が割れても他のカゴの卵は無事ということです。

つまり安定的な収益を得るためには分散投資してリスクを抑えることが大切です。

投資の基本:4つの分散投資

①資産の分散

資産の運用先は、国内外の株式・債券・保険・不動産等多くの種類があります。

それぞれ値動きが異なり、一般的に株式が上昇する時は債券の価格が下落する傾向にあります。このように特徴の異なる資産に分散投資をすることでリスクを低下させることができます。

資産の分散

またリターンがよい商品は毎年入れ替わりますので、最低でも年に1度は資産の分散を見直すようにしましょう。

②地域の分散

先進国、新興国という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

先進国とはアメリカやヨーロッパなど、経済や技術が大きく発展しており生活水準が高く安定している国々をさします。一方新興国とは、ブラジルやインドなど先進国に対し、経済水準は低いものの、今後高い成長が見込める国々をさします。

例えば1つの国にのみ資産を分配しており、その国で災害や戦争などが起こった場合、資産も強い影響を受けます。そのため、リスク許容度に合わせて、投資先の国を分散することも大切です。

③通貨の分散

通貨の分散とは、日本円だけではなく他の国の通貨に分散して資産を保有することです。

昨年の急激な円安も記憶に新しく、通貨分散の必要性を感じた方も多いのではないでしょうか。昨今では為替の変動が大きいため、日本円が弱くなっても資産全体の価値が下がらないように、海外の通貨や外貨建ての資産を保有することがリスク分散につながります。

④時間の分散

最後は時間の分散です。投資信託や株式の場合、『安いときに買って高いときに売る』のが理想です。しかし毎日24時間値動きを見張っているわけにはいきません。

まとめて一度に投資した場合は高値で買ってしまうことがありますが、毎月一定額を積立投資すれば一口あたりの購入価格を下げることが期待できます。いわゆる『ドルコスト平均法』です。

このような4つの分散方法を実践することでリスクを抑えた資産運用が実現できます。

 

さて、第三弾にわたってお届けした『資産運用の基本』ですがいかがでしたでしょうか。

どうやって資産状況を把握したらいいかわからない。自分がいくら資産運用にまわせるかわからないという方は、お気軽にご相談ください。

 

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